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オフィスの電話環境を整えるうえで、ビジネスフォンの「新品」と「中古」どちらを導入すべきか悩む企業は多いのではないでしょうか。
本記事では、新品と中古のビジネスフォンを価格・機能・耐久性の3つの観点から比較し、それぞれのメリット・注意点を解説します。

ビジネスフォンは新品・中古のいずれも導入できますが、構成機器や提供方法、保証内容などに明確な違いがあります。特に以下のポイントで差が出やすく、選定時の重要な判断材料となります。
中古品の場合は「整備済み中古」「動作確認のみ」「保証なし」など、販売業者によって状態や対応が異なる点に注意が必要です。一方、新品は初期不良対応や長期保証が手厚く、安定運用を重視する企業に向いています。
まずは、両者の「仕様」や「提供形態」から具体的に見ていきましょう。
| 項目 | 新品ビジネスフォン | 中古ビジネスフォン |
| 機器の状態 | 完全未使用、最新モデル | 使用済み(整備済みまたは簡易クリーニング) |
| 主装置のバージョン | 現行機種が中心、IP・クラウド対応あり | 過去モデルが中心、一部旧型も含まれる |
| 機能 | 最新の内線・転送・録音・スマホ連携など対応 | 基本機能中心。高度機能には非対応な場合も |
| 提供元 | メーカーまたは正規代理店 | 専門中古販売業者、またはリース落ち商品など |
| 保証 | メーカー保証1~5年程度 | 保証なし or 独自保証(3ヶ月〜1年)など |
| カスタマイズ性 | 導入時に柔軟な構成変更が可能 | 台数や構成の制限あり、在庫状況に依存する |
このように、新品は柔軟性と信頼性、中古はコスト面で優位です。特に導入する電話機の台数や使用目的によって、どちらを選ぶべきかが大きく変わります。
ビジネスフォン導入において、最も大きな判断材料となるのが初期費用の違いです。新品と中古では、本体価格だけでなく、主装置・工事・設定費用なども含めて大きな差が出ます。
特に以下の要素で費用は構成されます。
中古は在庫状況や販売業者によって価格が大きく変動するものの、相場としては新品の1/4〜1/5程度に抑えられるケースもあります。
次の項目では、導入台数別に価格の違いを比較表で解説します。
| 導入台数(目安) | 新品相場(税込) | 中古相場(税込) | コメント |
| 3台(小規模) | 約20万〜30万円 | 約5万〜8万円 | 初期費用重視なら中古が有利 |
| 5台(中規模) | 約30万〜50万円 | 約8万〜15万円 | オフィスの新設・移転でよく使われる |
| 10台(中〜大規模) | 約60万〜80万円 | 約15万〜30万円 | 中古なら初期投資を大幅に抑えられる |
※ 上記は一式セット(主装置・電話機・配線工事含む)の目安価格です。個別の構成・業者によって変動します。
新品は当然ながら価格が高めですが、初期不良の心配が少なく、長期的な使用を前提とした場合は費用対効果が高いと言えます。
一方、中古は導入時のコストを大幅に削減できるため、期間限定利用やコスト重視のスタートアップ・小規模オフィスに適しています。

ビジネスフォンを導入する際に見逃せないのが搭載されている機能の違いです。新品と中古の間で「基本機能」に大きな差はありませんが、最新機能や拡張性、クラウド連携対応などに違いが見られます。
特に以下のような機能が導入時に重要視される傾向にあります。
中古ビジネスフォンでも、上記の基本機能は十分に備えている機種が多く、日常業務に支障はありません。ただし、最新の通信環境に対応していない場合や、オプション機能が制限されているケースがあるため、導入前にしっかり確認することが重要です。
| 機能項目 | 新品ビジネスフォン | 中古ビジネスフォン |
| 内線・保留・転送 | 標準搭載 | 多くのモデルで対応可能 |
| 留守番電話機能 | 本体または主装置に内蔵 | 機種によっては別売オプション |
| 通話録音 | 搭載モデルあり、デジタル保存対応 | 非対応 or 外部機器が必要な場合も |
| スマホ連携 | アプリ連携・IP通信に対応 | 非対応 or 対応していても限定的 |
| クラウドPBX連携 | 柔軟に対応(最新OS・IP接続対応) | 基本的に非対応、または設定に専門知識が必要 |
このように、通常のオフィス業務で求められる基本機能は中古でも十分対応可能ですが、最新のIT環境やモバイル連携を重視する場合は新品の方が確実です。
今後の業務展開や通信環境の変化も見越しながら、本当に必要な機能が何かを見極めることが導入成功のカギとなります。
次は、「保証や故障リスク」について、新品と中古でどのような差があるのかをご紹介します。
ビジネスフォンは長期にわたって使用されるオフィス機器のひとつであり、耐久性や故障リスク、保証体制は非常に重要な判断材料です。特に、業務に支障をきたす故障やトラブルにどう備えるかは、企業にとって大きなリスク管理の要素となります。
新品と中古では、以下のような違いがあります。
中古品の場合、すでに製造から年数が経っている機器が多く、部品の劣化や故障率が相対的に高くなる可能性があります。一方、新品は製造直後の状態で納品されるため、長期間安定して使用できる前提で導入できます。
| 項目 | 新品ビジネスフォン | 中古ビジネスフォン |
| 耐用年数 | 約7~10年(メーカー想定) | 残り寿命に依存(個体差あり) |
| 故障率 | 低い(初期不良もメーカーが即対応) | 高め(パーツ摩耗や内部劣化のリスクあり) |
| 保証内容 | メーカー保証1~5年、保守契約も可能 | 販売店独自保証(3ヶ月〜1年程度が多い) |
| サポート・修理対応 | メーカーや正規代理店による保守が充実 | 修理は販売店または外部業者依存 |
| 交換部品の供給体制 | 長期にわたり安定供給 | 終了モデルは部品在庫切れのリスクあり |
中古の中には、短期間の利用や一時的な代替機として十分活用可能な製品も存在しますが、長期的に安定して使いたい場合や業務停止リスクを避けたい場合には新品の方が安心です。
ビジネスフォンを中古で導入するメリットは、なんといっても初期費用の大幅な削減にあります。ただし、すべての企業に最適というわけではなく、利用目的や運用期間に応じて適正が分かれます。
中古ビジネスフォンは、以下のようなケースで特におすすめです。
コスト面に優れる反面、機種の在庫状況やサポート体制に注意が必要です。中古は販売業者によって提供内容が異なるため、保証の有無や納品状態、設定代行の有無などを必ず確認しましょう。
| 利用シーン | 中古ビジネスフォンの適正 |
| 新規立ち上げオフィス | ◎ 初期費用を抑えて立ち上げ可能 |
| 工事現場・仮設事務所 | ◎ 一時的な使用でも十分対応 |
| 急な機器入れ替え | ○ 在庫次第で即日納品・設置も可能 |
| 最新機能やスマホ連携が不要な企業 | ◎ 必要最低限の基本機能でコスト削減 |
| 長期利用前提のコアシステム | △ 故障やサポートのリスクがあるため慎重な判断が必要 |
このように、「今すぐ使いたい」「できるだけ安く導入したい」「基本機能だけで十分」といったニーズを持つ企業には、中古ビジネスフォンが非常に効果的です。
ビジネスフォンは、用途・予算・運用期間によって「新品」と「中古」どちらが最適かが変わります。新品は長期利用や最新機能が必要な企業に最適であり、中古は初期コストを抑えたい場合や短期導入に向いています。
価格・機能・保証の違いを正しく理解し、自社のニーズに最も合った選択をすることが大切です。